国税庁が発表した「平成26年事務年度 法人税等の申告(課税)事績の概要」によると、今年3月までに事業年度が終了して7月末までに税務申告をした法人のうち、黒字申告をした割合が30.4%となり、4年連続で上昇したことがわかりました。
黒字申告をした法人1件当たり所得金額は6,826万円で、前年と比べると3.1%増加しています。申告所得の総額や申告税額の総額も、前年と比べて増加し、5年連続増加していることから、法人の業績が回復している様子がうかがえます。
一方、赤字申告をした法人1件当たり欠損金額は745万8千円と、前年と比べると14.8%増加しています。前年と比べると、業績が好調な法人と低調な法人との差が広がったようです。