国税庁が発表した「平成28年事務年度 法人税等の申告(課税)事績の概要」によると、今年3月までに事業年度が終了して7月末までに税務申告をした法人のうち、黒字申告をした割合が33.2%となり、6年連続で上昇したことがわかりました。
申告所得金額の総額は、7年連続で増加して63兆4,749億円となり、過去最高となりました。申告税額の総額も、前年と比べて増加していることから、法人の業績は回復基調にあるようです。
一方、赤字申告をした法人1件当たり欠損金額は624万円と、前年と比べると12.8%減少しています。申告欠損金額の総額も減少しており、この数字からも、法人の業績が回復している様子がうかがえます。