国税庁まとめ 法人税・黒字申告割合、7年連続で上昇
国税庁が発表した「平成29年事務年度 法人税等の申告(課税)事績の概要」によると、今年3月までに事業年度が終了して7月末までに税務申告をした法人のうち、黒字申告をした割合が34.2%となり、7年連続で上昇したことがわかりました。
申告所得金額の総額は、8年連続で増加して70兆7,677億円となり、過去最高となりました。申告税額の総額も、前年と比べて増加しています。
一方、赤字申告をした法人1件当たり欠損金額は624万円と、前年と比べると15.3%増加しています。申告欠損金額の総額も増加しており、業績が順調な法人と赤字法人との差が広がっているようです。