税のトピックス

2019年12月23日

  • 相続税・贈与税

国税庁、「平成30年分の相続税の申告の状況について」を公表

国税庁、「平成30年分の相続税の申告の状況について」を公表

 国税庁はホームページに「平成30年分の相続税の申告の状況について」を公表しました。平成30年分の相続税の課税割合は8.5%と、前年から0.2ポイント増加して引き続き高い水準となっています。

 相続税の課税対象者数は約11万6千人と増加(前年比+4.1%)し、1人当たりの税額は1,813万円と前年と比べると0.3%増加しています。相続財産の内訳を構成比でみると、「土地」35.1%、「現金・預貯金等」32.3%、「有価証券」16.0%、「その他」11.3%、「家屋」5.3%となり、前年と比べると「現金・預貯金等」が0.6ポイント増加し、平成以後、最高の構成比となりました。

 国税局ごとの相続税課税割合は、以下のとおりです。前年と比べると、東京が0.4ポイント、名古屋が0.3ポイント、大阪、金沢、高松、熊本が0.2ポイント増加しており、全体的に増加傾向にあります。

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