財務省は、4月の一般会計税収を公表しました。4月分の税収は4兆8,123億円と、前年同月と比べて9.9%増加しています。
税目別にみると、申告所得税、消費税、法人税、航空機燃料税などが前年実績を上回っています。今年度の税収が増加したというより、前年度に大幅減少した影響が大きいようです。
一方、新型コロナウイルス感染症の影響で、国際間の移動が制限されたこともあり、国際観光旅客税(2月出国分)の税収は前年度よりさらに減少し、前年比97.4%減の5,700万円となりました。
また酒税は、前年比25.9%減と大幅に落ち込んでいます。 新型コロナウイルスの影響で会合が減り、酒類の需要が低迷した影響が大きいようです。