国税庁は7月3日、相続税や贈与税の課税の際に土地等の評価基準となる令和5年分の路線価を公表しました。全国約32万6千地点の標準宅地の平均路線価は前年比1.5%増と、2年連続で上昇しています。
令和5年分の路線価日本一は、38年連続で東京の銀座5丁目銀座中央通りで、4,272万円と前年より1.1%上がっています。
出典:国税庁「令和5年分都道府県庁所在都市の最高路線価」(抜粋)
都道府県の県庁所在都市の最高路線価では、盛岡、鳥取、徳島、熊本を除いた43の県庁所在都市で前年と比べて上昇しています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大前の水準に近付きつつあるようです。